情報商材でさんざん散財させられたO氏

《O氏プロフィール》
4年生大学卒業。新卒、第二新卒での就活に失敗する。以来、いろいろな業界でのアルバイトを転々として生活しているフリーター。現在は、両親と同居の実家暮らしだが、将来を見据えると、このままではいけないと時間があると常にネットで良い仕事、ビジネスがないかと探し回っている27歳。

情報商材との出会い

大学卒業後、新卒、第二新卒での就活に失敗した彼は、あっちこっちのアルバイトを転々としながら、良い会社があると就活しながら働くようになっていた。
現在は、両親と同居の実家暮らしだが、将来を見据えると、このままではいけないということは彼も重々わかってはいた。わかってはいるのだが、思うように就職もできずにいた。就職が出来なければ、お店を起業するなど自営業で働いている人も、この世の中には大勢いるのだ。彼らのように、自営で働くことも考えてはいた。

彼は、周りのペースに合わせる、人と合わせることがあまり得意ではなかった。そんな彼には、むしろ、どこかの会社に就職するよりも、自分で自営で働くほうが向いているのではないかとも思っていた。しかし、彼の両親とも、会社に雇用されて働くサラリーマンだった。どのようにしたら自営で働いていけるのか、自営で働くための環境が彼の周りには無かった。

しかし、このままアルバイトを転々としながら就活していて良いわけがないということは、彼にも重々わかってはいた。そんな彼が、ふとインターネットで出会ってしまったのが、いわゆる情報商材と言われる商材だった。

Amazonで販売して大儲けをしよう
それは彼が、最初に出会った情報商材の販売ページだった。
そこには、「Amazonで販売して大儲けをしよう」とデカデカと書かれていた。Amazonといえば、アメリカで発祥した世界的な巨大ショッピングモールだ。そんなところに出品して大儲けできるのだろうか?はじめ、彼は疑問に思っていた。

しかし、その販売ページを上から順番に読み進めていくと、あなたは全く販売する商品を在庫として持たなくても良いのだという。つまり、初めに仕入れの必要が無い。あなたが商品を仕入れるのは、その商品が売れて、購入者から商品の代金が、あなたの手元に完全に入ってからで良いのだという。

これなら今の自分にもやれるのではないか、上手くいけばAmazonを利用したネットショップの店長、社長にだって慣れてしまうかも。そして、彼は初めて、情報商材なるものにお金を支払ってしまった。

購入した情報商材に書いてあった内容は、大した内容でもなんでも無かった。ごくごく一般的な、インターネットで検索すれば、すぐに出てくるようなAmazonショッピングモールに商品を出品するための方法を、Amazonアカウントに取得から、Amazonショッピングモール上に店舗を持つ方法、その店舗に商品を登録する方法などを説明しているだけの内容だった。

購入前に読んだ宣伝ページ上に書いてあったような「この情報商材を購入して読んだあなただけがわかる、Amazonに簡単にサクッと出品して大儲けできる特別な秘策」など情報商材の隅から隅まで見渡しても、どこにも一切書かれていなかった。こんなインターネット上を検索すれば、いくらでも出てくるような内容に3万近く投じたのかと思うとバカらしくなるような内容ばかりだった。

とりあえず、彼は購入した情報商材に記載された内容の通り、Amazonに出品用のアカウントを取得し、自分の部屋にあった要らないものを中古として出品してみた。出品した彼の私物、中古商品の中には安くしたことで2、3点売れたものもあったが、それだけのことであった。ビジネスとして長く続けていけるようなものでは無かった。

アフィリエイトで大金持ちを目指そう
もう、このような情報商材など二度と買わないようにしようと自分のことを戒めた彼だった。はずだったのだが、彼は再度別の情報商材を購入してしまっていた。

もう二度とくだらない情報商材など購入しないと誓ったはずの彼が、再度購入してしまった経緯はこうだった。彼は、初めて「Amazonで販売して大儲けできる」情報商材なるものを購入した。彼が、その情報商材を一度でも購入してしまったことが、彼を情報商材の魔の手から逃れられなくしてしまった不幸の連鎖の始まりだった。

彼が、初めて情報商材を購入したすぐ次の日から、彼の元には「不労所得をもらおう」「たったこれだけで銀行口座に勝手にお金が入ってくる」「ツールを使った外貨投資で安全確実に儲ける」などなど、なんとなく胡散臭い儲け話を記載したメールが大量に届けられるようになった。

はじめは、そんな怪しげな儲け話メールなど、開封することもなくゴミ箱に直行させていた彼だったが、その中にたまたま「アフィリエイトで儲けよう」なるメールを発見した。もともとアフィリエイトというものには興味があり、いつかやってみたいと思っていた彼は、そのメールのタイトルを見たとき、思わず開封してしまっていたのだった。

このアフィリエイトなるものは、自分でもいつかやってみたいと思っていたものだった。それが、こうしてメールで案内されてきたのだ。メールの中身を読んで行くと、アフィリエイトは割と簡単に出来そうなものだった。しかも、やり始めてすぐに収入が発生して、その後は倍々に収入が増えていくもののようだった。いつか始めてみようと思っては居たものだし、だったら、これをきっかけに始めてみても良いのではないかと思った彼は、その情報商材を購入してしまったのだった。

FX用のかんたんツールで楽に資産を増やそう
彼は、アフィリエイトと同じぐらい、いつか始めてみたいと思っていた収入源の確保にFXがあった。FXとは、外貨取引で資産を増やしていくものらしいということは、彼にもわかっていた。しかし、どのように始めたら良いのか、どのようにすれば資産が増えていくのかは、よくわからないでいた。

その情報商材の案内メールによると、パソコンにFX用のツールなるものをインストールし、そのツールを起動することで、後は初めに投資した金額が面白いように、倍々へと増えていくらしかった。なるほど、FXとは専用のツールを利用して、そのツールを操作することで資産を増やしていけるのか、そう理解した彼は、そのツール付きFX情報商材も購入してしまったのだった。

アフィリエイトの情報商材も、FXの情報商材もどちらも商材の中に書かれているようには、倍々とは資産は増えていかなかった。ただ、彼がその2つの情報商材を購入したことによって、彼のメールアドレス宛に届く如何わしい情報商材の案内メールの数は、毎日倍々と増え続けていったのだった。今では1日100通以上の案内メールが届くようになっていた。

本の転売ビジネス〝せどり〟
その案内メールの中に本の転売ビジネスで大儲けしようという情報商材のメールがあった。
ブックオフなど中古書籍を取り扱っている本屋で、インターネット上のフリマやAmazonショッピングモール上で高値で販売されている書籍を見つけてきて、それを本屋で安く購入、仕入れて、インターネット上で高く販売して利益を得る本の転売ビジネスのことを〝せどり〟と呼ばれていた。

彼が、次に購入した情報商材には〝せどり〟のやり方が解説されているものだった。彼は、初めて購入した情報商材でAmazonショッピングモールへの出品用アカウントは既に持っていた。だったら後は、ブックオフなど中古書籍を取り扱っているお店に行き、インターネット上で高値で販売されている書籍を購入してくるだけだ。

これが最後のチャンスだ!

彼は、これがネットビジネスで成功するためのラストチャンスだと思い、毎日スマホを片手に、近所のブックオフに足を運んだ。スマホを一緒に持参するのは、インターネット上で実際にいくらでその本が販売されているかを、その場で調査するためだった。ブックオフの店内で、この小説は人気があるから高値で売れるぞという書籍を発見したら、早速手に持っているスマホで、その書籍が売られているホームページを開いていくらで販売されているかをチェックするのだった。

例えば、ブックオフで100円で売られていた小説が、インターネット上で調べると500円ぐらいで販売されていたのならば、100円で仕入れた書籍が500円で売れれば、400円が彼の利益となる。

これが、いわゆる本の〝せどり〟だった。

LINEに登録して高値で売れる本を見つけよう
本のせどりで、どれだけたくさん利益を得るかは、どれだけインターネット上で高値で売られている本と実際の仕入れ先であるブックオフなど中古書籍屋で出会うかにかかっている。

そんなとき、彼はLINE上にて、本のせどりで今までに1億以上稼いできたと自負している-こうたさん-なる人物に出会った。彼は、どの本がインターネット上で、いったいいくらで売られているのかインターネット上の本の相場を知り尽くしている男らしかった。その彼が運営しているLINEの有料アカウントに月2000円で登録すれば、彼の元にも毎日、この書籍がいくらで売られていますという貴重な-こうたさん-情報が届くのだという。

彼は、コウタさんが毎日送ってくれる貴重な本の相場情報を確認しては、近所のブックオフに行き、相場より下の金額で販売されている書籍を探しては購入、仕入れてきた。

ネットビジネスの末路
コウタさんなる人物が、毎日LINEで配信してくれる貴重な本の相場情報を見ているのは、彼一人ではなかった。彼以外にも、彼と同じように月2000円を支払って登録している人たちがたくさんいた。

その人たちが皆、コウタさんの貴重な情報を頼りに、近所の中古本屋に出向き、その書籍を購入、仕入れてくるのだ。仕入れてきた書籍は全て、その日のうちにAmazonショッピングモール上に出品され販売されていた。

確かに、その前日までは中古本屋で100円で販売されていた書籍が、インターネット上では500円、700円で販売されていたのかもしれない。しかし、貴重なコウタさん情報を聞きつけて、せどり目的で入手した人たちがいっぺんに出品することで、その本の在庫はダボつき、書籍価格は次々と暴落し始めることとなる。

おかげで彼の出品した書籍も全く売れず、価格を引き下げざるを得ない状況になった。中には、中古書籍屋での仕入れ価格の100円を大きく下回る70円、50円、40円でやっと売れるものも続出していたのだった。


いかがでしたか?なんとなくでも構いませんが、情報商材というものの悪質さ、恐ろしさを理解できたのではありませんか。

他にも、さらにもう少し別の視点から情報商材の被害にあった被害者たちの声もご紹介しています。

《被害者たちの声》


あなたは、このような胡散臭い情報商材などと呼ばれる悪質商材に目を奪われないようにして下さい。調子の良いまやかしなんかに騙されず、しっかりとしたテレワーク・ビジネスを探していくようにしましょう。

それでは「アフィリエイト講座」ページへとお進みください。